このテーマについては、書く必要性を強く感じながらも
どうしようかしばらく悩みました。

ただ、こういったことを書いている人が非常に少なく
しかも、何人かの訪問者さんから
彼氏との触れ合いについての相談を受けたことがあり

夜の生活についての体験談を公開したら
多くの人に役立つんじゃないかと感じていました。

それに、男性同士でも聞きづらい話題だと思うので
知りたい人がそこそこいるかなと思いました。

車椅子生活の体験談は全般が役立つものだと感じますが
夜の生活、触れ合い、エッチなことについては
さらに深い部分なので知りたい人がたくさんいると思いますし
最も悩む部分なのではないかと感じます。

私自身、車椅子生活そのものについては
そこまで悩んだ記憶がないのですが

異性との触れ合いについては、かなり考えた時期がありましたし
あれこれ悪いように捉えて苦しんだ時期もありましたので
それなりに気持ちを理解できると感じています。

当ページでは、頸椎を損傷すると
どの程度のことが出来るのか、バイアグラの効果はあるのか、など
私の経験からお伝えしていきますので
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

1・障害の程度で出来る範囲が異なる

まず、できる範囲になりますが

私の場合は6~7割程 感覚が残っており
体調や気分にもよりますが
大きくなりますので挿入は可能です。

ただ、胸から下は動かせないので
女性が上に乗る騎乗位がメインになります。

おそらくほとんどの人が、挿入する場合は騎乗位になると思います。

また、大きくなるかならないかは
例えば、私と同じように頸椎損傷という場合でも
損傷場所によってかなり差があると思います。

ですので、車椅子に乗ってる恋人が出来た場合には
どこまで感覚があるのか、というのを直接きいてみるのが一番です。

初めの頃はストレートに聞きづらいと思うので
大きくなるか、ということよりも身体の感覚がどこまであるのか
といったことを聞けば分かりやすいと思います。

2・持続性について

これもかなり個人差があると思います。

私は大きくなりますが、持続時間はその時によってかなり差があり
数分程度の場合もあれば、10分以上という場合もあります。

その時の体調とか、あとは気持ちに大きく左右されると感じています。

また、あまり持続しないので
挿入することに、こだわりを持たなくなりました。

3・バイアグラの効果について

硬さや持続性を得たい場合には
バイアグラがそこそこ効果があると思います。

もうずいぶん前になりますが
試してみたくて病院で処方してもらい何度か飲んだことがあります。

金額は正確に思い出せませんが
1粒で2千円くらいだったと思うので
気軽に飲める金額ではないですね。

そして、1粒飲んだ時の効果ですが
硬さも持続性も増したので
私の身体にはあっているみたいです。

こちらで最新の感想を掲載しているので
良かったら参考にしてみてください。
>>> 最新の使用感想

尚、バイアグラの特許が2014年に切れており
現在はジェネリック医薬品が販売されているようなので
1粒1,000円以下で購入できるので

処方してもらう時にはジェネリック医薬品を指定するのが良さそうです。

詳しくは泌尿器科できいてみてください。

4・どうやってするのか

性行為といっても挿入だけではありませんので
できることは色々ありますし

身体の触れ合いではなく
心の触れ合いも含めてですので

例えば、キスや手で触れるだけでも
満足してもらえることもありますし

下半身があまり使えない場合には
口や指で触れることもできますので
それだけでも十分にお互い気持ち良くなれますよね。

他には、お互いが望めばオモチャもありますので
一緒にどんな物にするか選ぶのも良いですよね。

挿入がなかなかできなくても
出来る事はたくさんあるので全く問題ないと思います。

大事なのはお互いの気持ちですので
できない事に焦点をあてるのではなく
できることを一緒に探す、という考えが良いと思います。

心の繋がりが強ければ強いほど
身体も気持ち良くなりますし、できることに焦点をあてるのが良いですね。

5・ラブホテルや一般のホテルについて

する場所については、自分の家が私は一番ですが
外出先であればラブホテルや一般のホテルになります。

気軽に入れて料金が安いのはラブホテルですね。

ラブホテルもビジネスホテルも
入口に段差がなく、部屋にも入りやすいところがあるので
そういったところを探してみてください。

私の経験ですと、7割くらいは入れました。

一度だけ、「車椅子だと建物に傷がつくかもしれませんので」
といった理由で断られたことがありましたが
それ以外は全て大丈夫でした。

ホテルのベッドはそこそこ大きいですし
ダブルサイズが大きいので
乗り降りも問題ないと思います。

シャワールームについては
大きな段差があるというところは、ほとんどなかったので
その点も安心していただいて大丈夫です。

ただ、私の場合は、車椅子から床に降りて
その状態でシャワーを浴びるという形になりますが

床に降りる事が難しい場合は、相手に手伝ってもらったり
何か工夫が必要になると思います。

そのあたりは、お相手と色々考えてみてください。

6・最後に

以上になりますが、少しでも参考になっていたらうれしいです。

また、他にも伝えたいことが出てきた際には
随時追加していきたいと思います。