車椅子生活になってからのデートは
トイレの事も含めて色々と気になることがあります。
安心して楽しくデートできるように
気になることは一つでも解決しておいたほうがいいですよね!
そこで当ページでは
私がデート中に気を付けていることや
トイレのこと、手伝ってもらっていることについて
お伝えしてていきます。
トイレについてはデートをする前の段階で
あらかじめて相手に伝えておくのが良いです。
例えば、万が一漏らしてしまう可能性があることや
3~4時間間隔で導尿する必要があるので
その際には20分程度、時間がかかってしまう等
先に伝えておけばスムーズです。
トイレのことを伝えるのは
ちょっと恥ずかしいと感じることもあると思いますが
先に伝えておいた方が気が楽なので、私はそうしています。
これはもう最悪ですよね(笑)
私は過去にデート中の車内が2回、ホテルの中で1回
漏らしてしまったことがあります!
もちろん一人で出かけている時にも
数回経験があります!
これはほんと、どうしても避けたいことですが
起きてしまったら仕方がないです!
ベテランの車椅子使用者でも起こります。
では起きた時にどうするかをお伝えしていきますね。
1.まずは相手に伝える。
これは伝えなくても当然気づくことなので
恥ずかしくても伝えます!
ごめん!漏らしてしまった!と。
2.片付ける
次は、片付けるしかないので片付けていきますが
私がしている手順をお伝えします。
まず、座ってる状態で漏らすと
お尻の方から押し出されてきて、股間のあたりに便が出てきますので
それをティッシュで拭き取っていきます。
拭き取ったものはビニール袋に入れていきます。
なお、こういった緊急自体に備えて
ゴム手袋とビニール袋とトイレットペーパー類は常備しておいてください。
そして、見える部分を十分に拭き取れば
大半は取れていますので
次はズボンを少しずつ脱いでいきます。
脱ぐ際に太ももとかが多少汚れてしまいますが
ウェットティッシュなどで汚れをふき取ります。
そして、ズボンと下着を全部下までおろしたら
下着についた汚れもしっかりと拭き取って
ゴミ袋へいれていきます。
ここまでが終われば、あとはもう少しウェットティッシュで拭き取って
着替えればOKです。
ようやく、ほっとする瞬間です!
脱いだズボンや下着は袋に入れておいて
帰宅したらシャワーなどで十分に洗い流してから
バケツに洗剤を入れてしばらく付け置きして
洗濯機で洗うと汚れがよく落ちます。
面倒でしたら、シャワーで洗い流してから洗濯機でもOKです。
漏らしてしまったら、落ち込んでいても仕方がない!
とりあえず片付けよう!とすぐに切り替えるのが一番です。
デート中だとほんと恥ずかしいですが
仕方がないので切り替えましょう!
私は外出の前日には昼と夜に二回トイレをすることで
ほぼ100%漏らすことがなくなりましたので
よかったら、こちらの記事を参考にしてください。
二回することで手間はかかりますが
かなり!リスクを軽減できるので
安心して外出できますよ!
ちょこちょこ心配しながらでは
せっかくのデートを思う存分楽しめないので
前日にしっかり対策しておくのがおすすめです。
あとは万が一に備えて、ペーパーやゴム手袋
その他、ズボンや下着を予備で持ち歩いておくと
かなり安心です。
デート中に坂道が多い場合や
床がカーペットの場合には移動に力が必要になるので
長時間に渡って車いすをこいでいると疲れてきます。
そんな時は無理をせずに、ちょっと1分休憩!と伝えたり
しんどくなってきたから少しだけ押して欲しいなど
しっかり伝えた方が、相手を困らせることもなくなるので良いと感じます。
初めのころは、手伝って良いものか
手伝いたいけどどうしたらいいのかが分からない感じていたりもするので
トイレの時と同じように
疲れたら休憩をしたり、場合によっては少し押して欲しいと頼むかもしれないと
先に伝えておくのがいいですね。
こういったコミュニケーションは大事ですので
初めは言いづらくても、伝えることでお互いに気持ちよく過ごせるので
少しずつでも慣れていくのが良いです。
私はデート中は転倒したことがないですが
疲れている時は乗り降りが上手くできない可能性もありますし
ディズニーランドで縁石に気づかずに転倒したことがあります。
その時は、周囲の人が進んで助けにきてくれたりで
まず困ることがないと思いますので
どんな風に手を貸して欲しいかを伝えれば大丈夫です。
転倒した状態から車いすにあげてもらうときは
ロホマットなど、お尻が引っかかる可能性もあるので
マットにゴミ袋などビニールをかけると上がりやすくなります。
ですので、ビニール袋を1つは持ち歩いておくと
床からあがりやすくなるのでオススメです。
車いす生活をしていると
外出先で目線を感じることがありますが
それは慣れてくるというか、当たり前のことになってきます。
ただ、実は自分への目線だけではなく
恋人もけっこう見られます!
場合によっては、小声で何か言ってることが
聞こえてくることもあるようなので
そんなことがあるかも知れないよ!と先に伝えておくと
恋人が戸惑わずに済む可能性が高まって安心です。
・外出先では視線を強く感じるかも知れないけど
あまり気にしないようにしようね!とか
・何かあったら気軽に言ってね!とか
恋人に一人で考えさせない気遣いが大事だと思います。
人によっては一人で抱え込んで悩んでしまう可能性もあるので
気持ちをほぐしてあげると、心地よく一緒にいられます。
自分では当たり前になっていることは
視線以外でもいろいろありますが
恋人は初めての経験という可能性が高いですし
そういった気持ちに配慮することって大事ですよね。
私自身経験があるのですが
大丈夫だよ!気にしなくていいよ!と言うだけではなく
相手の気持ちに立って
・そうだよね、戸惑っちゃうよね
視線を浴びると気にしちゃうよね、というように
まずは相手の気持ちに寄り添ってから
でも、自分も少しずつ慣れてきて今は平気になったから
少しずつ慣れていこうねって伝えていくのが良いですね。
私はポジティブ過ぎて、それを相手にも求めてしまうというか
大丈夫!と、自分だけの考えを言ってしまうこともあるので
相手の気持ちに寄り添うというのは、まだまだ実践中です!
デート中に気を付けることは以上ですが
他にも何かあれば随時追加していきます。